夏の三連休!更新をサボってしまいましたが・・・
今日から怒涛の更新をおこないますので、お楽しみに~ まずは、6月の「季の雲」さんの作品展でお会いした岡田直人さん! 以前より岡田さんの作品は持っていましたが、ご本人とお会いしたことはなく… 「季の雲」さんからの、DMやメールマガジンに「ヨン様似」という件が有ったので、想像を ふくらませながら伺いました。 端正な中にも温かみのある白の色は、薄手で緊張感のある形なのですが、ふゎっと 優しい雰囲気も感じられます。 そして、初めてお会いする岡田さんは、「ホントだ、ヨン様!」 すらりとスマート、穏やかでやさしげな微笑、柔らかな雰囲気ただよう素敵な方です。 物腰もやわらかく、やさしく静かに話され、女性ファンが多いことにもなるほど納得! 作品の雰囲気とも、とっても通じているものがお有りです。 岡田さんの作品は、艶のある柔らかな白の釉薬のかかっているタイプのものと、 マットな質感の落雁のような肌合いのタイプのものを拝見しました。 もちろんどちらも素敵です。 私の選んだものから… リムの大きさが印象的なお皿は、柔らかで温かみのあるとろ~んとした白です。 白いお皿は、リムの大きさのバランスがよく盛る料理が引き立ちます。 私はいちばん大きなサイズを選びましたが、同じデザインでサイズ展開も豊富です。 他のアイテムもサイズが何段階もあって、いろんな用途別に選びやすく作られています。 岡田さん、入れ子フェチだとか…。私も同じく!ですので、これは嬉しいポイントです。 スタンバイしているとき何気なく重ねた美しさにハッとする、使われないときも佇まいが 美しいと嬉しくなるのです。 手付きの片口鉢は、浅めで綺麗なフォルムが気に入りました。 鉢というよりはスープ皿のイメージで、ちょこっと付いた手がいい感じ…! で最初に思いついたのがオリーブオイルでした。 この白の釉薬のタイプの作品、デザイン・雰囲気ともに、全体的にフランスやオランダ などヨーロッパの古い陶器のようなアンティークの趣きがあります。 硬く白く焼き締まった白磁器にはない素朴な味わいも感じられますが、モダンさもあって、 ちゃんと「今」の雰囲気も表現されています。 正方形と長方形、辺の長さが同じになるように作られていて、パズルのようにいろいろ 重ねて楽しい使い方ができそうです。 いちばん小さな豆角皿。お見事、にくいですね~! 岡田さんが「入れ子フェチ」なのは、「このサイズあったら使いやすいのになぁ」とか「あともうちょっと大きい(小さい)サイズが欲しいなぁ」とかついつい思ってしまう使い手の側に立って物作りを考えられているからなのですね。 暮らしの中にちゃんと寄り添っていく器、主張しすぎることなく使い手の手にゆだねられしっかりと毎日の食卓に馴染む器、岡田さんの器、出番の多い働き者になりそうです。
by seido301
| 2009-07-21 21:21
| 作家さんのこと
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