京都たち吉「へうげもの」展 (五服)
「へうげもの」展より一足早く新宿伊勢丹店で開催されていた
たち吉さんプロデュース「京J-LIVING]茶の事…
そちらのディスプレイにも使われているのを拝見して、密かに注目していたモノがあります。
京都たち吉「へうげもの」展 (五服)_c0166872_20131343.jpg

こちら…!
徳島で作られているとお聞きした入れ子の蓋付箱で、素材は檜、サイズは6種類。
木の反りや歪みが出ないように、つなぎ目の部分には黒檀の留めがしてあるのですが、
それが全体の雰囲気を引き締めていい感じになっています。
蓋の裏部分にも黒檀が…。蓋だけ単独でも、折敷のようにして使うこともできます。
入れ子好き・蓋モノ好きには「たまりませぬ~」なツボ・ツボ・ツボ!!
深さがあるので、大きなサイズは茶箱のようにしてお茶のセットを入れて使えますし、
小さなサイズは枡のようなイメージも…。使うシーンがいろいろ想像できる楽しい箱セット。
迷った挙句、お願いしました~!
京都たち吉「へうげもの」展 (五服)_c0166872_10234326.jpg

もう一つのお目当ては坂野友紀さんの作品。
洋白・真鍮・ステンレスなどの金属で作られるカトラリーはとっても人気で、
入荷するとすぐに売れてしまうとか…
器も素敵で、金属という素材を使いながら、とても柔らかで繊細な表情の温かみがある
坂野さんの作品は、シンプルでおしゃれなデザインです。
陶磁器やガラス器などとの相性もよくて、コーディネートに広がりと楽しさが生まれます。
今回は、お匙いろいろと小皿をセレクトしました。
京都たち吉「へうげもの」展 (五服)_c0166872_20192352.jpg

今回のこの展示と企画で、新しいお茶のスタイルや楽しさを体験することもできました。
今までは見るだけで素敵だなぁ~と満足していた抹茶碗も、龍夆さんのお点前で
お茶を頂戴して、手に取り口をつけて使わせていただいたことで、にわかに「使うもの」
という認識に変わってきました。
作家さんも御自分のカラーや技術を前面に押し出して力を入れて作られるので、
どの茶碗もパワーとオーラを放っていて、「全部いいなぁ~」などと思ってしまうのです。
京都たち吉「へうげもの」展 (五服)_c0166872_201553100.jpg

今、イクタの頭の中には、拝見したお抹茶碗が次々浮かんできています。恐ろしや~!!

by seido301 | 2009-05-13 20:09 | 作品展
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               イクタの器・LOVEな毎日
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